IPO株を手に入れるためにはまず、ブックビルディングに参加する必要があります。
しかし全く始めてこのブックビルディングに参加する場合、提示されている仮条件の価格帯の金額の中で、上限から下限の間のどのくらいの金額で申込めばいいのか、判断がつきにくいのではないか、と思います。
IPO株の初値の予想はなかなかしづらいところだと思います。
もしもブックビルディングに参加する場合には、とりあえず申込み価格は上限で申し込むようにしましょう。
誰にも初値なんて分らないものです。
では何故、申し込み価格を上限にするのでしょう。
それを説明していこうと思います。
仮に、ブックビルディングを上限以下の価格で申し込んだとします。
そしてさらに、その申し込んだIPO株の抽選に当選したとします。
ちょっと考えると、非常にラッキーなようですが、ここに大きな落とし穴があるのです。
IPOを行っても、その初値がブックビルディングでの上限にまで達しなかった株、これがどういう意味を持つのか少し考えれば、すぐにお分かりになると思います。
つまり、そのIPO株は市場で人気が余りないという事を意味しているのです。
ブックビルディングの段階で、上限に届かなかったにもかかわらず、その株が急に人気株となって、初値が高騰するという可能性は極めてゼロに近いと考えても間違いないと思います。
このようなIPO株の場合は逆に、公募価格を大きく割り込む可能性の方が高い、ともいえるでしょう。
何か特別な事情があってブックビルディングに参加して、初値に関わらず、その企業のIPO株を手に入れる事を最終目的としている場合ならば上限以下の申し込みでも構わないでしょう。
しかし、IPO株で利益を得ようと考えるのならば、ブックビルディングの段階で、それ程人気がない、高騰が見込まれないIPO株を手に入れることはない、と考えられます。
ここで問題になるのが、どうやってその判断を下すのかですが、インターネットなどの情報から、その企業の評判や将来性をチェックすることはもちろん、ブックビルディングに申し込む際に送付されてくる、「目論見書」というものによく目を通す必要があります。
「目論見書」を読んで、有望であると判断すれば、ブックビルディング上限で申し込み、これはちょっと不安だなと感じた場合には最初から申し込まないという判断でいいのではないでしょうか。
結論から言えば、IPOで利益を得ようと思ったら、ブックビルディングの申込価格は、上限以外は不要であると言えるでしょう。
投稿者 銭ゲバ
投稿者 友近由紀子
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